胎動カウントのやり方は?変化に気づき危険を防ぐ方法

胎動カウントのやり方は?変化に気づき危険を防ぐ方法

 

妊娠後期ぐらいになると産婦人科で
胎動カウントを毎日してね
指導されると思います。

 

何も聞いた事がないと胎動カウントって何?
どんなことするの?と
疑問に思いますよね。

 

私も初めての妊娠の時に看護師さんや
先輩ママに胎動カウントが始まるよ
胎動カウントがめんどくさい
と聞いていて頭の中はハテナマークが
たくさん浮かんでいました。

 

今回は胎動カウントについて
やり方などをご紹介します。

胎動カウントとは?

 

赤ちゃんがお腹の中で動くと
ポコポコと感じますよね。

 

まだ胎動が無い場合は
最初の頃はガスが動くようなかすかな強さです。

 

ですが赤ちゃんが大きくなるにつれて
赤ちゃんのも活発で力も強くなってきます。

 

妊娠後期にもなれば
お腹を人が見て分かるぐらい動いたり
蹴られると痛いほど
強く胎動を感じられるようになります。

 

なかには胎動が痛すぎて眠れない
あばらを蹴られると痛くてうずくほど
という人もいるぐらい強くなります。

 

この赤ちゃんが動くと感じる動きが
胎動と言われるものです。

 

その胎動が10回あるのに何分かかったか
記録していくのが胎動カウントです。

 

産婦人科によっては10カウントと
いうところもあると思いますが
胎動カウントと10カウントは同じです。

 

胎動カウントは妊娠後期ごろになると
病院から話があると思いますが
胎動カウントをするようにと言わないところも
あるかもしれません。

 

それは病院の方針次第なのでなんとも
言えませんが胎動カウントは
していた方が良いですよ。

 

 

胎動カウントのやり方は?

 

産婦人科から胎動カウントをする時期に
なると話があると思います。

 

グラフをもらい毎日胎動カウントを行い
記録をつけて検診の時に記録も一緒に
見せることが多いです。

 

やり方は簡単で1回目の胎動を感じたら
時計を確認し、その時間を覚えておくか記録します。

 

そこから10回胎動を数えます。

 

10回目の胎動があったらまた時計を確認し
何分かかったかグラフなどに記入します。

 

胎動カウントは何時にしても大丈夫ですし
今良く動いているなと感じた時に出来るので
外出先でもできますね。

 

お母さんがリラックスしている
食後やお風呂上がり、寝る前などに
赤ちゃんも良く動くのでわかりやすく
胎動カウントしやすいです。

 

カウントする胎動ははっきりとわかる
強い胎動をカウントしましょう。

 

私はたまにドクドクドクっと震えている感じの
高速の胎動を感じていました。

 

男の子は結構多いみたいですが
これはおしっこをしていることが多いようで
このような胎動はカウントしません。

 

またしゃっくりもカウントしません。

 

お腹を蹴飛ばすような強く確認でき
カウントしやすい胎動だけカウントしても
問題ありません。

 

私の行っていた産婦人科は特に決まりはないし
弱いものやドクドクドクと動くものでも
数えて良いよと言われましたが
時間にばらつきが出来やすかったです。

 

最初に胎動カウントをする時に
カウントする胎動の基準を決めると
グラフのばらつきも減りますし
カウントもしやすいですよ。

 

 

なぜ胎動カウントをするのか

 

胎動があるということは赤ちゃんが
元気な証拠ですよね。

 

妊娠後期は多くの人が強い胎動を感じるので
胎動カウントをしやすいですね。

 

胎動がはっきりとわかるようになれば
早くから始めると尚更良いですね。

 

胎動カウントをすることで赤ちゃんの
変化に早く気づくことが出来ます。

 

毎日胎動カウントをすることで何分ぐらいが
平均なのか分かるので変化に気づくのが
早くなるんです。

 

私は実際に胎動カウントが始まり
いつもより胎動が少ないなと
一人目も二人目も気づくことができ
大事に至らずに済みました。

 

胎動カウントは赤ちゃんが元気かすぐに
感じることが出来るので
説明も簡単で毎日の記録があるから
元気がない日はすぐに分かります。

 

お母さん自身の体の変化は自分で分かりますが
お腹の中の赤ちゃんの変化は
気づきにくいものです。

 

出血や痛み、張りがあればすぐに
気づきますしわかりやすいですが
実際は何も無くただ胎動が弱い、少ない
だけで赤ちゃんが危険な状態になっている
という事もあります。

 

赤ちゃんの変化に早く気づければ
それだけ早い対応が出来るので
いいですよね。

 

赤ちゃんの変化に気づくのが遅くなり
対応出来ずに死産になってしまった
というケースもあります。

 

そうなってしまう事を少しでも防げるように
毎日するのは結構めんどうな事ですが
赤ちゃんの小さなサインに気づいてあげられる
ように継続することが大切です。

 

毎日胎動を数えるだけで赤ちゃんの命を
救えるかもしれない。

 

100%救える訳じゃ無いけど
大事な我が子の小さいけど大きなサインに
気づいてあげたいですよね。

 

だから毎日赤ちゃんに向き合い
話しかけながら胎動を感じてあげましょう。

 

 

危険なサインは?

 

だいたい30分以内で10回感じる事が
できるのが健康で元気だとされています。

 

それ以上かかるときは一度リセットして
もう一度最初から始めましょう。

 

よく動いているというときに
また胎動カウントしてみます。

 

それでもいつもと違う、胎動が弱い
1時間以上動かないというときは
至急、産婦人科に電話しましょう。

 

実際に私は一人目は胎動が少なく
いつもより胎動が弱い気がして病院に
連絡して夜間で診てもらうと
7分間隔でお腹が張っていて痛みもあり
切迫早産になっていて危険な状態でした。

 

その時まだ32週頃だったので産まれると
良くないということで即入院となりました。

 

その後安定し、張りも無くなってきたので
退院し予定日超過で産まれました。

 

二人目は予定日の日に胎動の弱さを
感じていましたが、産まれる前兆だろう
明日検診だし・・・と次の日検診に行ったら
羊水減少と言われ、羊水がほとんどありませんでした。

 

危険な状態かもしれないと言われましたが
幸い赤ちゃんは元気で、予定日過ぎていたので
即入院し陣痛促進剤で陣痛につながるか
様子見で陣痛にならなければ帝王切開と
言われていましたが入院してすぐに
陣痛につながり6時間後には産まれました。

 

もし次も日が検診でなかったら
胎動カウントをしていなかったら
病院にいっていなかったらと考えると
今でもゾッとしますし、良かったと思います。

 

本当に小さな小さな変化でしたが
気づいたことで最悪の事態も
防げたのかなと思います。

 

胎動が少ないなと思ったら
いつ胎動を感じたか、いつから感じなくなったか
しっかりメモしておきましょう。

 

いつもより胎動は少ないけど胎動はあるしな・・
と思ってもいつもと違うなと感じたら
とりあえず産婦人科に電話してください。

 

ちょうど胎動が少ない時間だっただけ
病院で診てもらったら問題無かった
そうだとしたら良かったなと
安心出来ますし何も無ければ
それが一番ですよね。

 

次の日検診だとしてもその日に電話
する事をオススメします。

 

次の日では遅いということもありますし
安心するためにも早いほうがいいですよね。

 

しかし、一度目で元気が無いから危険
というわけではないですし
寝ているだけかもしれません。

 

1・2時間経っても胎動が弱い
いつもより何か違うなと感じたらです。

 

あまり考え過ぎると動かない事も
あるのでリラックスですよ。

 

 

継続が大事!

 

胎動カウントは赤ちゃんの健康を知るためには
とっても大切なことです。

 

毎日続けることで小さな変化にも
すぐに気づくことができます。

 

胎動を感じることが出来るのも
お腹の中にいる時だけの貴重なものです。

 

毎日赤ちゃんの胎動を感じて
胎動の感覚を覚えてことで
変化にも気づけるし、思い出にもなるので
頑張ってください。